全国行脚のヒアリングを通じてデザインと機能性を両立したジャンパーを制作。ブランドの世界観を具体化し認知向上に貢献

  • 全国行脚のヒアリングを通じてデザインと機能性を両立したジャンパーを制作。ブランドの世界観を具体化し認知向上に貢献

プレミアムタイヤ事業を中心とした卸事業に加え、タイヤにまつわる困りごとを解決する「ソリューション事業」を展開するブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社様。オンワードコーポレートデザインは長年にわたりお取引を続けており、ブランドのコンセプトを体現するジャンパーを中心としたウェアの制作を通じて、ブランド認知向上に貢献しています。
今回は、同社でジャンパーをはじめとするウェア制作をご担当されている商品企画本部 消費財商品企画部の古仙様に、ジャンパー制作を始めた背景やお取り組み内容、制作後の効果や今後の展望などをお伺いしました。

目次

タイヤの販売・取り付けから整備・点検、ローテーションまで担う「ソリューション事業」を展開

――まずは会社の概要とご担当者様の役割についてお伺いします。

古仙様:ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社は、2012年1月に株式会社ブリヂストン出資の国内広域販売会社5社と同社国内市販用タイヤ販売部門を統合し、ブリヂストンタイヤジャパン株式会社として発足いたしました。そして、「成長事業」であるソリューション事業の展開を加速すべく、2020年10月に現社名に変更いたしました。
タイヤは、クルマが路面と接する唯一の保安部品であり、その接地面で、「荷重を支える」「走る」「曲がる」「止まる」というクルマの基本性能を担う重要なパーツです。弊社では、従来からのコア事業であるプレミアムタイヤ事業を中心とした卸事業に加え、“断トツ”の商品・サービス・サービスネットワークと“デジタル”技術を組み合わせ、社会・お客様の困りごとを解決し、新たな価値を提供するソリューション事業を展開しています。
私は商品企画本部 消費財商品企画部に所属しており、ALENZA(アレンザ)、DUELER(デューラー)といったSUVタイヤとスポーツタイヤPOTENZA(ポテンザ)の商品企画、販促施策の展開に携わっています。

――ソリューション事業とは具体的にどのような内容やサービスなのでしょうか?

古仙様:ソリューション事業はトラックやバスといった生産財に関わる側面が強いです。例えばトラックの場合、タイヤの販売・取り付けを行った後の整備・点検やローテーション(偏摩耗を避けるため、前後のタイヤを定期的に入れ替えること)は運送会社が担うのが一般的ですが、運送業界の人手不足や安全運行の徹底などの背景もあり、そうした工程まで弊社が一括で提供する「トータルパッケージプラン」を展開しています。

デザインと使いやすさを両立したジャンパーを制作

――貴社とは、2002年の「冬タイヤのブリザック」のキャンペーン向けウェア制作からのお取引と伺っています。古仙様はいつ頃からオンワードコーポレートデザインとお取り組みをされていますか?

デザインと使いやすさを両立したジャンパーを制作

古仙様:
2024年11月に今の部署に配属され、2025年の初めからオンワードさんとジャンパー制作を通じた共創をさせていただいています。
私個人としては途中からの関わりですが、会社としては20年以上にわたるお付き合いになります。最初はキャンペーン用のウェア制作から始まり、そこから継続的なお取り組みに発展してきたと聞いています。

――ジャンパーを制作しようと思われた背景や目的について教えてください。

古仙様:私が入社する前からすでに築かれていた文化ですが、自社のブランド名が入ったジャンパーを現場で着用することでブランドを背負っているという責任感を醸成し、モチベーション向上につなげたいという想いがあります。動きやすさや作業のしやすさといった機能面でも、ジャンパーは最適だと考えられます。
また、タイヤは一見するとブランドの違いが分かりにくいため、ユーザー様に対してジャンパーを通じてブランドを可視化し、興味・関心を高める役割も果たしています。

――古仙様がオンワードコーポレートデザインとお取り組みを始めてから現在まで、ジャンパーを含めてどのようなお取り組みをされてきましたか?

古仙様:2025年のREGNO(レグノ)ジャンパーの展開から始まりました。「REGNO」は、1981年に誕生したブリヂストンの乗用車用タイヤのフラッグシップ商品ブランドであり、最近では2024年から2025年にかけて春・夏タイヤの強化ブランドとして展開しています。営業現場での声やオンワードさんが実施したヒアリングから、ジャンパーに対するニーズや課題を把握し、デザインと使いやすさを両立したジャンパー制作を進めています。
また、ジャンパーのほかにTシャツやポロシャツ、また「BLIZZAK」(ブリザック)という冬タイヤのブランドを訴求するための厚手のブルゾンなど、現場で着用するものや使用するアイテム制作に携わっていただいています。

デザインと使いやすさを両立したジャンパーを制作②

オンワード主導のアンケートを通じて現場の声を集め、改善につなげる姿勢を評価

――これまでのさまざまな取り組みは、どのようなプロセスを経て実施決定に至るのでしょうか。

古仙様:主に3つの工程があります。まず、オンワードさんが実施したアンケート結果や、実際にジャンパーを使った営業所からの声をもとに前年度のジャンパーへの意見・生の声を分析します。次に、翌年に訴求をするブランドを社内で検討し、ブランドイメージを共有してデザインを依頼します。その後、ブランドイメージを具現化できているか、アンケートで集めた声や課題が反映されているか、現場での使いやすさやなじみやすさはどうかといった点を検討し、展開するという流れです。
基本的にはアンケートでの現場の声とブランドの方向性をお伝えした上で、それらを融合した提案をいただいています。

――ブランドイメージはどのようにして形に落とし込んでいくのでしょうか?

オンワード担当(小松):実際にデザインへ落とし込む際には、コンセプトやターゲット(ファミリー層、車好きなど)といった情報を踏まえ、どのような表現なら“そのブランドらしさ”が出るかを考えます。
例えばALENZAならプレミアム感・高級感をどう出すかということが重要になりますし、色の扱いもポイントです。特に、春夏にALENZAのブランドカラーであるブラウンを使うと重厚感が出やすいため、軽やかな色味に調整する必要があります。さらに、サブカラーであるゴールドをはじめ、“絶対に入れたい要素”をパーツごとに整理しながら形にしていきます。

オンワード主導のアンケートを通じて
――
これまでにお取り組みをされた中で、特に印象に残っているお取り組みはありますか?

古仙様:
昨年から全国各地でジャンパーについてのアンケートを、オンワードさんが自発的に実施してくださっていることです。現場のさまざまな反応や声を吸収し、よりよいモノづくりをしようとする姿勢が特に印象に残っています。全国の拠点の担当者のもとに直接ご訪問いただいているので熱意を感じますし、ありがたいですね。
モノづくりにおいては現場の声が一番大事ですので、こうした品質とモノづくりに真摯に向き合う姿勢は特に優れていると思います。

――アンケートはどのように実施しているのでしょうか?

オンワード担当(小松):全国の拠点の担当者の方々にご協力いただき、事前に我々が聞きたい項目を10個程度にまとめた資料を用意します。それを先に展開して、オンワード側が訪問するまでの間に「周りの方にも聞ける範囲で聞いていただけますか?」というスタンスで情報を集めていただきます。
一気に全国を回るのは難しいのですが、例えば冬タイヤの時期は北の方、夏タイヤの時期は西日本というようにエリアを分けながら、計12拠点ほど回ります。

――アンケートで集めた声がジャンパー制作に反映された事例はありますか?

古仙様:2024年から2025年のREGNOのジャンパーは裾の絞り込みがなく、紐で引っ張って調整するタイプだったのですが、「若干ラフに見える」や「サイドブレーキに引っ掛かりやすい」などの声がアンケートを通じて聞かれました。そこで、その後に制作した別ブランドのALENZAのモデルでシルエットを改善した事例があります。
ほかにも、昨年のREGNOのモデルではジャンパーの内側にペン差しを取り付けていましたが、「ペンを取り出す際にファスナーを下げなければいけないのが不便」という声が聞かれたため、改善を進めています。

オンワード担当(小松):すべての企業様に一律に同じデザインを当てはめれば良いわけではなく、各企業様のニーズや声をデザインに反映することが重要だと感じています。現場のスタッフの方が直接着用されるものですので、「まずは現場の声から始める」というのが我々の基本的なスタンスです。
実は、クライアント様の現場の声を直接聞かせていただけるケースは少なく、本当にありがたいと感じています。

オンワード主導のアンケートを通じて②
――
発注後、納品までのプロセスはどのように進むのかについて教えてください。

古仙様:基本的には発注からコンセプト提案、デザイン提案、社内検討、サンプル提出、社内検討というプロセスを経て納品に至ります。デザイン提案から社内検討までのプロセスは繰り返し行います。
サンプルに関しては、ファーストサンプルをいただいてからセカンドサンプルに向けた修正事項などをお伝えするのですが、ファーストサンプル後の方向性などの社内確認には多くの工数がかかります。ファーストサンプルは、当社のイメージや世界観が表現されているかを初めて確認する機会ですので、改善点や違和感を見つけてセカンドサンプルにつなげるためには、やはりある程度時間をかける必要があると感じています。

――ファーストサンプルの提出から最終的なデザインの確定まではどのくらい時間がかかるのでしょうか?

オンワード担当(小松):ファーストサンプルのフィードバックをいただいてセカンドサンプルを仕上げるまで2~3週間ほどです。セカンドサンプル提出後にも改善が必要であればサードサンプルまで制作し、その場合には1.5か月~2か月程度かかります。
早ければ1か月ほどで最終的なデザインが確定することもあります。

古仙様:オンワードさんには非常にスピード感を持ってご対応いただいています。
デザイナーの方が長く弊社の案件を担当されているので、我々の世界観をしっかりと理解した上でスピーディーに形にできるのだろうと思います。

オンワード主導のアンケートを通じて③

ジャンパー制作を通じて現場のブランド認知向上に貢献

――実際にオンワードコーポレートデザインとお取り組みをされて、どのような成果が出ましたか?

古仙様:ジャンパー単体の効果測定は難しいものの、弊社のスタッフはもちろん、ディーラーや修理工場などにもジャンパーを配布し着用していただくことで、現場でのブランド認知を高めることができていると感じています。特に新ブランドを展開する場合や、商品ラインナップを拡大する際などに効果があると考えています。

――オンワードコーポレートデザインが納品をしたウェアやグッズなどに対して、着用される皆さまの感想などがお分かりになれば教えてください。

古仙様:見た目が良いことはもちろん、着やすく、色落ちがなく耐久性も高いなど、機能性の高さを評価する声があります。長年のお付き合いということもあり、オンワードさんが制作されたジャンパーが弊社の中では当たり前の存在として定着していると感じています。

抽象的なブランドイメージやコンセプトをしっかりと形にしてくれる

――オンワードコーポレートデザインと長年継続してお取引をされていますが、その理由を教えてください。

古仙様:長年にわたり培ってきた信頼感もありますし、現場のスタッフが求める機能や使い勝手について熟知されているため、今後もそのノウハウを活かしてほしいという想いもあり毎年継続してご依頼しています。
またデザインの柔軟さ、機能(着やすさ)、制作過程でやり取りする際の真摯な対応や円滑なコミュニケーションといった面でも信頼を置いています。

――オンワードコーポレートデザインとお取引をされている中で、ご満足されている点、評価されている点、その理由について教えてください。

古仙様:こちらの疑問や質問にすぐにご対応いただけるレスポンスの速さや、回答の的確さを高く評価しています。こちらが知りたいことを先回りして汲み取り、資料で提供していただけることもあり、非常に助かっています。
また、弊社のブランドの抽象的なイメージを、ジャンパーを通じて具体化してくれる点や、革新的なデザインをご提供いただき、そのコンセプトや想いをしっかりと伝えてくれる点も評価しているポイントです。

抽象的なブランドイメージやコンセプトを形に
――他社にオンワードコーポレートデザインを薦めるとした場合、どのような点を強みとして薦めますか?

古仙様:他の販促ツールはブランドコンセプトを表現できる幅が広い一方で、ジャンパーは基本的なデザインが決まっているためブランドを表現するのが難しいと感じています。しかしながら、オンワードさんは、色使いや袖の細かなデザインなどを通じて、こちらの意図に沿ったクリエイティブなブランド表現を実現してくれています。
既存のデザインや安心感のあるデザインだけでなく、こちらが形にしていただきたいイメージを具体化し、新しさのあるデザインを提供いただける点は、他社にもお薦めしたいポイントだと思います。

――今後オンワードコーポレートデザインとともに解決したい課題などあればお聞かせください。

古仙様:引き続き、オンワードさんの得意分野であるウェア全般(フリース、パーカーなど)とのお取り組みをより深めていければと思っています。特に新商品や新ブランド展開時に、現場の従業員やお客様にウェアを通じて認知・興味を持っていただけると良いと考えています。
また、工場をはじめとする現場環境の改善に、オンワードさんが手掛ける空間デザインの分野からアプローチしていただくことも新たな価値創造につながるのではと思います。

――その他、オンワードコーポレートデザインに対して、今後期待されること、ご要望などあればお聞かせください。

古仙様:これからも変わらぬ関係のもと、ブリヂストンおよび当社商品のブランド価値・認知向上にお力添えいただきたいです。

抽象的なブランドイメージやコンセプトを形に②

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